自動車保険とは??中級編
2019/09/26 保険の豆知識
任意の自動車保険には、大きく分けると二つの賠償と二つ補償の区分にわけて考えることができます。
自動車事故において、相手にケガをさせてしまった場合と物を壊してしまった場合の賠償。
また、自動車事故でご自身及び同乗者の方がケガをした場合と所有する車両が損傷した場合の補償。
そして、それらの内容をフォローする形で、ロードサービスや示談交渉、加えて各種補償と特約がございます。
このそれぞれの補償の中身は、各種保険会社で様々な特約や体制整備が異なり、お客さまの自動車事故のご対応をさせていただいております。
今回は、自動車保険に新しく加入しようとする場合に必要な書類、確認事項やポイントをご紹介いたします。(令和1年9月26日現在)
自動車保険の保険料って???
「保険料はいくらくらいになるんだろう?」と保険料の見積りを知りたくなった場合には、
① 自動車保険加入を希望されるお車の車検証
② 主に運転される方の免許証の情報(免許証の色・ご年齢等)
③ 他に自動車を運転される方がいる場合、その方の同居の有無やご年齢等
これらの情報を最低限用意しておく必要があります。
なぜかというと、お車の種類や販売され登録された時期、そして自動車を運転される最若年の方の年齢によって、保険料を算出する根拠となる保険料率が異なるため、これらの情報は必ず必要になります。
近年では、衝突被害軽減ブレーキの搭載等あらゆる技術向上・発達により、同じ軽自動車であっても、発売された時期によって機能が大きく違い、保険料が異なることがございます。
また、免許証の色やご年齢、年令条件による保険料の幅があまりに大きく、だいたいでいいから知りたい!というお問い合わせに数万もの幅があるご案内になるケースが発生しています。
実際に、私が乗っている軽自動車の保険料を試算してみたところ、機能によるものや年令条件の組み合わせによって、10万円前後の保険料の幅がありました。
上記③につきましては、お見積りを依頼する際に、窓口相談であれば担当スタッフとのお話の中で確認を、ネット見積りの場合は案内にそって確認し入力していく項目となりますので、車検証と免許証を事前にお手元にご用意したところで、相談窓口又はネット見積りへ行きましょう!
自動車保険には、基本的な補償についても、さまざまな条件を設定できたり、補償の幅を広げるだけではなく、実態に合うように補償を合わせる意味での限定を設定することもできます。
新しく自動車保険に加入される場合には、どういった事故に対して補償があるのか、事故が起こってしまった場合には、どうすればよいのか、という点も確認していきましょう!
新しいお車の購入が決まりましたら、どうぞ、ご比較ご検討のため、そして、どんな補償があるのかというご質問なども含めて、お気軽にご相談ください。
また、既にご加入されている方も、ご加入当時・継続時から運転される方に変更があった場合、保険の内容も変更する必要があるかもしれません。
保険が高くなる場合もございますが、実態にあった保険の内容となっていないと、事故にあった際、保険での対応が困難となる事態も予測されます。
お子さんも乗っていたがもう乗らなくなった、通勤で一人しか乗っていなかったがお子さんが免許を取得して乗るようになる等、運転する状況に変更が発生しましたら、ご契約されている保険会社・代理店にご連絡をお願いいたします。
状況の変化による補償内容の見直しなど含めまして、ご不明な点や不安に思うことがございましたら、お気軽にご相談ください。